結婚式で新婦が装着するウェディングドレスには、決められた色や形はありませんから、個人が好きなものを選ぶことができます。ただ圧倒的に多いのは、純白のウェディングドレスで、それは真っ白な心と体で神聖な式に臨むといった様々な意味が込められています。
新婦の多くはウェディングドレスだけでも美しいですが、それでは寂しさがあるので装飾品を身に着けます。
ウェディングドレスに合う装飾として使用されるもので多いのが、まずはティアラです。王室で女王や皇女がつけるティアラは、気品と美しさを醸し出すことができるので結婚式でも広く使用されています。ティアラには透明な宝石や使用されていますが、基本的にはホワイトをベースにしているのでウェディングドレスと相性が良く邪魔をすることがありません。
ティアラはしない代わりに、生花や造花を髪飾りで使用することも人気があります。大きな花はそれだけでインパクトがありますし、ドレスの色と合わせると統一感を出すことができます。その他にもレースで作られた髪飾りも人気があります。
そして昔から使用されているもので人気なのが、ベールです。繊細なレースで作られたベールをかぶり、結婚式で誓いをする時までそのままにしておきます。そして誓いのキスを交わすときに、新郎にベールをめくってもらうということも印象ある結婚式にすることができます。ベールがあることで、厳かな雰囲気を出すことができますし、誓いの言葉を交わすまで誰にも新婦の顔を見せずに新郎にめくってもらうというのがつつましやかさを出すことも可能にしています。ベールは顔を覆うだけの長さのものもあれば、ウェディングドレスをすべて覆うくらいの長いものまで様々です。フランスから取り寄せた海外製品から1点物まで、こだわりを出す新婦さんも増えています。
またウェディングドレスに合う装飾として、小物を使用するだけなくドレスそのものにアレンジをすることも可能です。レンタルであればアレンジは難しいですが、特注品であれば新婦が好きなようにアレンジすることができるので楽しさが得られます。レースやフリルをふんだんに使ったり、ジルコニアやビーズのような輝きがあるチャームをつけることでキラキラと輝かせることができます。野外で行う結婚式の場合は太陽が燦燦と降り注ぐので、ウェディングドレスにキラキラと輝くような加工をすれば、さらに新婦を輝かせることができるでしょう。