親しい関係の方の結婚式に出席する時は、出席の有無に関する招待状の取り扱い方からマナーを意識する必要があるため、招待状が手元に届いた時には記されている期限を過ぎないように返信するのはもちろんですが、できるだけ迅速に返信するように心がけましょう。
迅速に返信する事で新郎新婦が出席者数を正確に把握しやすくなりますが、仕事が多忙であったり妊娠出産を控えている場合は出席したいと考えているものの返事に困ってしまうという事例は珍しくありません。
まだ仕事のスケジュールがはっきりとしなかったり妊娠出産を控えているのなら、招待状が手元に届いた日から1週間以内に実情を詳細に伝えておくと良いです。
そして返信する時には黒色のボールペンもしくはペンを使用するようにし、出席する場合には出席の方に丸を付けつつ欠席という文字に対し二重線を引きましょう。
会費制の事例を除き結婚式に出席する時に持参していく物の中で大切なのがご祝儀であり、ご祝儀には正しい金額が決められているわけではないものの3万円を包む事例が多いです。
相場は3万円ですが、結婚式を行う新郎新婦との関係性が親密であればより多く包んでも良いですし、年齢が低いのであれば年齢を考慮した金額でも構いません。
そのように3万円という金額を目安にして新郎新婦との関係性や年齢を思慮して柔軟に決めつつも、4万円または9万円という金額は避けましょう。
一方、招待状には出席に丸を付けて返信したのにも関わらず直前に出席できなくなってしまった時には、引き出物と料理が手配されている事を考慮し、ご祝儀として渡す予定であった金額をお祝い金という形で渡すのがマナーです。
女性が結婚式に参加する時には、新婦のウェディングドレスと同じ色である白色のドレスを使用しない事を念頭に置きながら、肌が出る面積が広すぎる洋服やカジュアルな印象が強く感じられる洋服は選ばないようにしましょう。
そのため、選んだドレスにおいて肌が出る面積が広すぎると感じた時には羽織ものを上手に取り入れるようにし、強く輝く装飾が施されているタイプは選ばない事も大切です。
さらに、ドレスに合わせる履き物についてはつま先が露出するタイプの履き物は選ばないようにしつつ、小物としてコーディネートに取り入れられるバッグは使用されている素材にまで目を向けて選ぶようにします。
結婚式が始まった時は新郎新婦が主役である事を意識して過ごすようにしながら、年長者と他のゲストに失礼のないように挨拶などをしてお祝いしましょう。