【2021年結婚式トレンド】ウェディング マスク

結婚式への出席に関連して初めて知ったのですが、2021年にはどんな場所でもマスクが必要になるという状況を受けて、さまざまな場面でのマスクが登場しています。それはウェディング業界でも例外ではなく、おしゃれなマスクをつけることが今のトレンドだと感じました。実際、私が参加した結婚式では、主役のお二人だけでなく、参列者もドレスコードに合わせたものを着用することが多かったですね。

今回、新婦の友人である私はゲストとして出席することになったのですが、事前に新婦から「マスクは何を着たらいいか」という相談を受けていました。彼女はあまりインターネットを使わないし、今の時代、口を塞ぐのはゲストに不快感を与えるかもしれないし、かといってドレスに合わせてダサいマスクをするのも嫌だと思ったのです。

そのため、まずはネットで最新トレンドの情報を集めました。ウエディング用、特に注目を集める花嫁用には、ウエディングドレスに合わせやすいゴージャスなものなど、さまざまな商品が用意されていました。基本的には、ドレスの色合いに合わせて白やオフホワイトを基調とし、全面にレースやビーズをあしらったもので、ドレスに負けない華やかさがありました。一方、私は普段着としては華やかすぎると感じましたが、新婦が一度しか使わないものなので、一緒に選ぶことにしました。

ドレスは立体的なものが多かったのですが、レースが全身を覆っているものや、キラキラした糸で刺繍されているもの、ゴム部分にビジューを付けられるものなど、ドレスに合わせやすい個性的なデザインが多かったです。ただ、彼女は日本人によく似合うオフホワイトのレースを使ったドレスを希望していたので、総レースにシルバーの刺繍が入ったものにしました。

新郎のドレスも探してほしいと言われたので見てみると、パーソナライズを意識しながらも定番色であるグレーやシルバーグレーの生地が多かったです。当日のタキシードの写真を見せていただき、同じ色のサテン生地を選んでプレゼントしたところ、とても喜んでいただけました。

いつもと違う準備で慌ただしかったですが、ゲストの方々にも好評な結婚式となりました。出席者の多くが、色や素材を服装に合わせていたことから、マスクがファッションの一部になっていることを実感しました。色や素材が衣装によく合っていたことや、水しぶきを気にするこの時期に結婚式を企画したこと、保護のための小物まで配慮されていたことなど、多くの方からお褒めの言葉をいただきました。