2021年 結婚式で人気のテーマは?

結婚式スタイルに統一感を持たせるためにテーマを決めることがあります。挙式を予定しているカップルがウェディングプランナーに相談し、テーマを決めてから、ディテールを決定していくのです。理想があるからこそ迷いがちがウェディングですから、合理的な選択といえるでしょう。

2021年はトレンド以前にコロナ禍です。ですから可能なかぎりゲストを減らし、感染リスクを下げて挙式するカップルが増えています。30人以下で行う結婚式はマイクロウエディングと呼ばれることも多く、アットホームな雰囲気が人気です。限られたゲストだからこそ食べ物の好みをしっかり把握して、おもてなしの料理を提供することが可能です。新郎新婦を見世物のようにした形になりにくく、参加者全員でコミュニケーションを取りながらウェディングを進められます。両家の家族・親戚がお互いの情報を交換できる点も魅力です。

他の流行としては普段どおりがあります。ウイルスの流行で、普通に生活できることのありがたみを感じただけに、ウェディング特有の飾りなどは避けます。ドレスは普段着に近いルックスのもので、ゲストには普段着で来てもらいます。立派な結婚式場ではなく、ガーデン風レストランなどを借りることもあります。リラックスしてワイワイできるのが人気の理由です。

地元出身者同士カップルは、地元を主題にすることが珍しくありません。飾りや音楽が地元にちなんでもので、食事も地元の食材を使います。家族や親戚も地元在住者が多いため、郷土愛が高まります。

挙式の季節から主題を決めるのも流行しています。春は桜、夏は花火などからアイデアを得て飾りと演出を決めます。桜に決めたら、会場のお花は桜ですし、ウェルカムボードなども桜で装飾します。徹底することでゲストの記憶に残る結婚式になるでしょう。

新郎新婦が気に入っているアイテムを主題にする方法もあります。特に結婚式向きなのはキャンドルです。普段からアロマキャンドルなどに親しんでいる人が、キャンドルを重視した結婚式にするのです。定番ともいえるユニティキャンドルはもちろんやりますし、演出の細かい部分でキャンドルを多用します。こちらも印象的な式になり、いつまでもゲストの記憶に残ります。

新婦がリボン好きの人ならば、リボンを主題にする選択肢もあります。装飾はリボンにこだわり、リボンワンズなども行います。リボンワンズとは棒の先にリボンを付けて振り、祝意を示すものです。